医学科
医学科では、日々進歩する医学の知識、技術を身につけ、医師?医学者として豊かな人間性を備えた医療の実践および医学の発展に取り組むことのできる人材を養成することを目的としています。
医学科の専門教育では、臨床前教育として、臨床の各科に基礎医学の教員も加わり、教員がチームを組んで統合的に各臓器?疾患の教育を行っています。5、6年次の臨床教育に入る前に臨床前教育に関する知識と実技の全国共用試験に合格する必要があります。
臨床教育では、大学附属病院と県内外の地域の中核病院での各科の臨床実習に加えて、地域や海外の病院で選択制臨床実習も実施しています。
卒業後は、臨床医として2年間の初期臨床研修に入る他に、大学院博士課程に進学し研究者になる、あるいは医療行政や健康福祉増進関連機関に勤務するなど多様な選択があります。
看護学科
看護学科では、全人的な看護の役割と責務を認識し、看護師、保健師および助産師としての専門的な対応ができる人材を養成することを目的としています。
入学後は、教養教育科目、看護基礎科学および看護学について学び、介護体験実習や基礎看護学実習を通じて看護における基本的考え方や技術を学びます。3年次の後半からは、学内の講義や演習?実習で学んだ知識や技術を統合し、根拠に基づいた看護を実践するために附属病院および地域の関連施設にて臨地実習を行うとともに、大学教育の集大成となる看護研究(卒業論文)にとりかかります。また、本学科では看護師、保健師、助産師の国家試験受験資格を取得でき、卒業前に行われる国家試験に合格することで免許を得ることができます。
卒業後は、病院勤務、大学院博士前期課程、医療行政や健康福祉増進関連機関勤務など多様な選択があります。
また、平成27年4月には、博士前期課程に専門看護師教育課程(「母性看護」並びに「がん看護」)が認定され、同じく博士後期課程が開設され、ますます卒業後の選択肢の幅が広がっています。