A学術論文とは、研究で得られた新しい事実や発見、実験結果をまとめたものです。そのほとんどは、国際的な科学雑誌（ネイチャーやサイエンスなどの名前を聞いたことがあると思います）に投稿されて、世界に向けて発表されます。また、学術論文（文献）を調べれば、世界でどんな研究が行われているかがわかります。学術論文のほとんどは英語で書かれていますので、英語能力は研究者に欠かすことのできないものです。学術論文って何ですか？16研究室には大きく５つの系があります。実際の研究内容は多岐にわたり、多角的にくすりにアプローチしています。研究室ごとに英皇娱乐集团ページを開設していますので、詳細は薬学部英皇娱乐集团ページをご覧ください。研究室を紹介した動画もありますので併せてご覧ください。私は富山大学創薬科学科を卒業後、大学院に進学しました。現在、所属している研究室で失明に繋がる網膜疾患の発症メカニズム解明を目指して、日々研究に取り組んでいます。研究では、ある疑問に対して自ら仮説を立て、その仮説を検証するために実験を行い、得られた実験結果から仮説の妥当性を考察するというサイクルを繰り返します。仮説通りの結果が得られることは多くありませんが、その中でも未だ見出されたことのない有益な知見が得られた時は、言葉では言い表せないほどの嬉しさや達成感を味わうことができ、私はそこに研究の魅力を感じています。研究以外にも、仲間と楽しく充実した時間を送れることが研究室生活の魅力の一つです。私の研究室では、先輩による後輩への実験指導や学生間で実験に関する情報共有を積極的に行うとともに、実験時間外にも和やかな雰囲気の中、楽しくコミュニケーションを取ることで、有意義な時間を過ごしています。年間を通して研究室対抗のスポーツ大会 (ソフトボール大会やバドミントン大会) なども開催され、各研究室が一丸となって勝利を目指すことで、研究室メンバーとの絆を深めることができます。ぜひ皆様も富山大学にて、楽しく充実したキャンパスライフを送ってみてはいかがでしょうか。医学薬学教育部（薬学系）研究室一覧私は、抗がん剤となりうる天然物の合成を達成することを目標に大学院に進学しました。日々、疑問?仮説?実験?考察を繰り返しながら研究を進めています。実験では予想しない結果が得られることも多いですが、その分、目的の結果が得られた時には大きな喜びがあり、研究の面白さを感じます。また、研究室では論文紹介セミナーがあり、自身のテーマに関連した最新の論文を紹介しています。論文を理解し、発表する力が身につくだけでなく、幅広い知識を得ることで研究に対する理解を深めることができます。研究室での生活を通して、先生方や研究室のメンバーと研究に関して議論することで、研究者になるための考え方が育っていることを実感しています。また、富山大学には多くの留学生が在籍しています。彼らとコミュニケーションをとる機会も多く、様々な国の文化を学ぶとともに、日常会話や研究に関する英語スキルを身につけることも可能です。さらに薬学部内に限らず、他学部との共同研究も盛んに行われており、分野を超えた研究を行うことができます。このような、異分野の研究者との交流により、自身の視野を広げることができる点も富山大学の強みであると感じています。http://www.pha.u-toyama.ac.jp/research/laboratory/動画で観る薬学部YAKUGAKU TV研究室紹介北村 文乃修士課程２年こうして卒業研究で見出された新発見は富山発の「新しい薬学」として、世界に発信されています。大小原 清貴博士後期課程２年
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