富山大学 理学部 学部案内2025
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1年次の学び:化学は物理学?生物科学?環境科学など科学の広い分野と連続的?横断的に関わることから「セントラル?サイエンス」とも称されます。化学プログラムに興味がある皆さんは、1年次には化学だけでなく理学の幅広い分野を積極的に学んでください。その学びは、化学プログラム配属後の専門的な化学の学びにも役立つと同時に、化学の専門知識を役立てる際に必要な広い視野の土台となります。2年次の学び:「無機化学」「量子化学」「有機化学」「生物化学」など、化学の主要分野の名称がついた科目をはじめとする化学プログラム基盤科目を必修科目として学びます。化学のプロとして必要な基礎知識をバランスよく学ぶと同時に、自分が興味を引かれる分野を見つけていきます。3年次の学び:講義は選択科目となり「触媒化学」「電気化学」●光化学 分光法や計算化学を用い有機-無機複合分子などの励起状態や反応に関する研究を行っています。これらの研究は光機能の解明や新規分子の設計の応用研究へ発展できます。●ナノ材料化学 数ナノから数百ナノメートルの材料の合成や機能を研究しています。分子より大きくバルク材料より小さいナノ材料を大きさや形を制御して合成し、新しい光機能などを引き出します。●無機?分析化学 溶液に強いレーザーパルスを照射すると、平衡状態から極端に離れた状態を作り出せます。こうした極限状態をレーザー光化学、散乱理論、顕微観察などの手法を用いて明らかにしています。●錯体化学 金属イオンを配位子と組み合わせると様々な性質を持つ錯体となります。発光を示す錯体や二酸化炭素?酸素などの小分子を活性化する錯体など、新しい構造や機能を持つ金属錯体の合成を行っています。●有機化学 半導体材料やアモルファス、ホウ素を含有する化合物を中心「有機合成化学」「生体有機化学」「機器分析化学」など各分野のより発展的な科目(化学プログラム発展科目)から、興味をもった分野を中心に自分で科目を選んで学びます。また化学実験を通じ、化学の主要分野の実験技術の基礎を習得します。4年次の学び:9つの研究グループ、(8つの研究室+水素同位体科学研究センター)のいずれかに所属し、卒業研究を行います。卒業研究では世界初の新しい分子の合成や未解明の化学現象の解析など、未知の世界(化学の最先端)を開拓する研究活動を行いながら、卒業後の進路を決めていきます。研究が「難しく、奥深く、でもワクワクする!」ことを実感したなら、ぜひ大学院に進学してください。化学の最先端研究を存分に楽しむと同時に、大学院で修得する高度で幅広い知識と技術は、日本や世界の未来に貢献する力となるでしょう。に、新規な機能性有機化合物を設計?合成し、その性質や機能、構造、反応性について実験と理論の両面から研究しています。●天然物化学 新規かつ有用な有機合成化学反応を開発するとともに、その反応を応用して自然界に存在する複雑な構造の生物活性天然物の合成を行っています。●生体機能化学 生命活動で多彩な役割を担う核酸分子であるRNAを対象に、生化学解析や人工創製によってRNAの新規な機能や構造を探求しています。●有機電気化学 電気化学的に生成する不安定活性種のデザインとその反応性を利用した新しい有機合成反応を研究し、電子を試薬とする有機合成反応を開発しています。●水素同位体科学研究センター 核融合実現のための安全なトリチウム取扱技術や新しい計測法の開発、材料中の水素同位体挙動の解明、及び水素社会実現に資する新奇な水素製造、水素利用、水素計測等の研究?開発を行います。プログラム紹介/化学プログラム14カリキュラムラボラトリー

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