アメリカ言語文化講読Ⅰa
この授業では、David LodgeのThe Art of Fictionという本を読んで、小説を「読む」ために重要な50のトピックについて学びます。そして受講生は好きな作品を選び、それについて任意のトピックを用いて分析を行います。
「読む」とは、ここでは漫然と読むことではなく、批判的な眼差しで作品が隠している仕掛けや効果などを解き明かそうとすることを言います。私たちはそれを「精読」と呼んでいます。つまりこの授業で、私たちは「精読」するために重要な観点を学び、それを活かして作品分析を行なっています。
「精読」するといっていますが、授業で取り扱う作品は、多岐にわたっています。それは、「精読」のためのトピックが、小説以外のメディアー映画、アニメ、漫画、絵画などーにおいても応用可能だからです。また講義名に「アメリカ」と講義に名前がついていますが、この授業ではそうした国籍の枠組みにとらわれず、様々な国の作品を扱います。そういうわけで、これまでこの授業で扱った作品は、例えば『白鯨』、『マンスフィールド?パーク』、『ロリータ』、『メメント』、『ダーク?ナイト』、『ファンタスティック?プラネット』、『アリス』、『ファイトクラブ』、『華麗なるギャッツビー』、『1984』、『スター?ウォーズ』、『フレンチ?ディスパッチ』『羅生門』、『夢』、『東京物語』、『イリアの空UFOの夏』、『恋空』、『電車男』、『君の膵臓をたべたい』、『ドラえもん』、『パプリカ』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『H2』、『となりのトトロ』、『魔法少女まどか☆マギカ』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『君の名は』、『アイドルマスター』、シュルレアリスムの絵画など多岐にわたっています。
また期末課題はレポートのほかに、学習したトピックに基づいた創作を行なってもよいということにしています。これまでオリジナルの小説や二次創作の小説、演劇の台本を提出された受講生もいます。どれもとても意欲的な作品でした。
我々の身の回りに溢れる様々な作品を、特定のトピックから「精読」することで、何か新しい解釈を試みてみたい!そう考えている方にこそ、この授業を受講してもらいたいと思っています。一緒に作品を「精読」する楽しさを学びましょう。








