伝統薬物の科学研究国際シンポジウム開催
ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)事業の一環として、和漢医薬学総合研究所の小松かつ子教授の企画?運営により「伝統薬物の科学研究国際シンポジウム」を2017年11月10日に開催し、伝統薬物の研究者らを中心に50名が参加しました。
本シンポジウムでは、生薬学?天然物化学の分野で活躍する研究者を中国、フランス及び国内から7名招聘し、MS/MSネットワーキングによる生薬成分の科学的解析を含む最新の研究成果を共有しました。また、ポスターセッションを設け、女子大学院生らを中心とした若手研究者らが研究成果を発表し、研究者、学生、招聘講師が直接意見を交わしました。これらにより、伝統薬物や薬用植物の生薬学?天然物化学研究に新風を送りこみ、研究者?学生の意識改革や研究の活性化に繋がることが期待されるとともに、新たな共同研究に繋がる交流を深める機会となりました。
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シンポジウムの様子
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ポスターセッションの様子