学術研究部工学系 船塚達也助教が2022年度日本塑性加工学会新進賞を受賞
学術研究部工学系 船塚達也 助教が一般社団法人日本塑性加工学会より、2022年度日本塑性加工学会新進賞を受賞しました(2022年6月3日(金))。
本賞は塑性加工分野における学問または技術に関して発展性に富み、将来に活躍が期待される新進気鋭の個人に贈られる賞となります。
受賞内容は「アルミニウム合金のマイクロ前後方押出し加工技術の開発」です。
マイクロスケールの押出し加工に関する研究を行い、成形中の摩擦の影響によって複雑に変化する前後方への材料流動メカニズムを明らかにした内容について受賞しました。
本内容を発展させ、熱間押出し加工や鍛造加工を対象とした熱間前後方押出し摩擦試験を開発したこと、熱間押出し材に発生する製品表面欠陥に対するPVDコーティングの適用など、マイクロからマクロまでのスケールの押出し加工を対象とした幅広い研究を行っていることが評価されました。