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2023年度 富山大学産学交流振興会 presents ビジネスプランコンテスト 発表審査会を実施

2023年度富山大学産学交流振興会presentsビジネスプランコンテストの発表審査会を、令和6年2月6日(火)に、英皇娱乐集团学生会館ホールで実施しました。
富山大学では、第4期中期計画において、自治体や企業等との連携を推進することで本学の研究成果を社会に還元?発信?実装することを目指すため、学内での起業に関する啓発活動や、起業希望者支援を充実することとしており、計画期間中に学生?教職員による3件の本学発ベンチャー認定を評価指標としています。
本ビジネスプランコンテストは、この計画のもと、富山大学産学交流振興会との共催で実施しているものです。

当日は、12件(教員4件、学生8件)の応募の中から、一次審査を通過した7件(教員4件、学生3件)のビジネスプランについて、発表が行われ、産業界からの外部審査員を含む9名の審査員により厳正な審査を経て、最優秀賞1件、奨励賞2件、期待賞3件を選出しました。

【最優秀賞:1件】

学術研究部工学系 准教授 中路 正

ビジネスプラン名

「省スペースで簡便に使用できる『単一細胞腫の簡易分離?精製デバイス』の商品化」

 

【奨励賞:2件】

医薬理工学環(修士課程)応用和漢医薬学プログラム1年 Rahajeng Fitria Wahyuniputri

ビジネスプラン名

「Application of TOCAMEX(Tomato Callus Medium Extract):Breakthrough in Anti-Aging Peel-Off Facial Mask」

 

学術研究部工学系 助教 森脇 真希

ビジネスプラン名

「高機能性発酵糸状菌を活用した同時糖化発酵による未利用(非可食)バイオマスからの有用物質生産技術開発」

 

【期待賞:3件】

経済学部経営学科 中井 陽太?人文学部人文学科 小山 みどり
理学部物理学科  大沼 鷹
医薬理工学環   Rahajeng Fitria Wahyuniputri

最優秀賞受賞者には、富山大学産学交流振興会会長であり、立山科学株式会社代表取締役社長の水口勝史氏からPOC(概念実証)資金として100万円が授与され、その他の受賞者についても本学の学術研究?産学連携本部の起業サポートやCo-Working Spaceの使用権利を特典として授与しました。
約40名の参加者のもと、審査会では各プレゼンテーションに対して、審査員や会場参加者からの活発な質疑応答が行われ、盛況のうちに閉会しました。

最優秀賞:学術研究部工学系 准教授 中路 正 先生

記念撮影